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雷鳴のような咆哮と地響きで目を覚ました |
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昨日、創作塾の授業を受けに教室へ赴くと、後ろの方に見知らぬお方が三人座っておられた。第七期の一回目の授業を、編集者の方が見に来られていたので、また編集者が見学に来られているのと思い席に着く。
授業が始まり、有栖川塾長より後ろの席のお三方の紹介があったのだが、度肝を抜かれた。
創作塾のブログをお読みいただければ、お分かりになると思うが、一人が編集者の方で、あとのお二人はなんと田中啓文さん、そして牧野修さん。
牧野さんの作品は『スイート・リトル・ベイビー』や『呪禁官』など何作も読んでいたし、田中さんの作品も『笑酔亭梅寿謎解噺』や『異形家の食卓』など楽しく読ませてもらっていた。
思えば僕が駄洒落で終わる話を書いていると、「こんな人がいるよ」と有栖川塾長が教えてくれたのが田中啓文さんだった。
僕が専門学校に通っていた頃、中央図書館で牧野さん、田中さん、我孫子武丸さんのお三人がトークをされるというイベントがあり、興味深く聞かせていただいた事があった。
まさか、その中のお二人が創作塾に来られるとは……。しかも、授業後は少しお話をさせていただいた。
テンションの上がった僕は、授業が終わっても教室に居残り、その場に居合わせた中山塾長と、僕と同じく創作塾の塾生である青谷圭嬢といろんな話をした。
気づけば、二時間半以上が経っていた。
なぜか自己破産の話をよくしていた気がする。
どういう流れでそうなったのかは、謎だが、非常に刺激的な一日だった。
最近、いい流れが来ている気がする。
あとは、僕がやるかやらないか、それだけなのだろう。
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昨日は谷九にあるワンドロップというカフェへ、友人であるベターマンのライブを見に行ってきた。
約二時間に渡って、四人のミュージシャンが、弾き語りをするというライブで、たっぷりと堪能させてもらった。
ライブの途中、何度か演奏中、客席から手拍子が起こる事がある。客側から起こる事もあるし、演者が拍手を求める事もある。
だいたい、比率で言うと、昨日は六割ぐらいの人間が手拍子に応じていた。僕も手拍子をしていたのだが、何だか恥ずかしくて仕方がないのである。
なぜか顔に汗をかきながら、赤面しつつ手を叩いていた。
そう言えば井上陽水が、客席に
「ノッテるかい?」とか「イエ~イ」
(↑なんか二つとも古いな……)とかは、恥ずかしくて、とても口にできないと、友人の忌野清志郎に言っていたが、わかるような気がする。
ちなみに僕は手拍子は恥ずかしいけど、下ネタをブログで書くのは平気だ。
恥ずかしがるポイントは人それぞれ違うのだろう。
もっと言えば、恥ずかしがるよりも、人を恥ずかしがらす方が明らかに好きなのである。
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専門学校に通っていた頃、女性漫画家の先生がいた。この人はかなり笑いのセンスがあり、普段のしゃべりも達者だった。
某雑誌にて4コマギャグを連載していたのだが、僕もギャグ漫画が好きなので、よくその手の話で盛り上がっていた。その先生に『ハグキ』という漫画家が面白いと聞いたのが、今から十年ほど前である。
妙なペンネームなので、印象には残っていたのだが、どんな漫画を描いているかも知らなかったし、未読だった。
去年、相方と一緒に合作をしている漫画を持って、東京に行ったときの事である。アフタヌーンへ赴いたのだが、その時漫画を読んでくれたのが『ハトのおよめさん』(通称、ハトよめ)の担当の方だった。あとで調べると作者はあのハグキ氏。
さすがにこれは読まないと思いつつも、なんやかんやあって数ヶ月が経った。
である日、競馬でちょっとだけ買った僕は、突如、『ハトよめ』を購入しようと思い立ち、ブックオフオンラインでハトよめを大人買いした(ちなみにアマゾンと同じく、1500円以上の注文で送料は無料になるシステム)。
そして届いたのが数日前。
読んでみると、これが面白い。猛毒である。
『笑いとは毒である』
そう言ったのは故・いかりや長介氏だったはずだが、その言葉のまんまの漫画である。
『ハトよめ』の編集担当の方が、これは好きな漫画と嫌いな漫画のアンケートの両方に入るんですよと、言っておられた。
確かにわかる気がする。『おぼっちゃまくん』、『稲中卓球部』などもそうだと思うのだが、ギャグ漫画というのは、好き嫌いがはっきり分かれる。
受け付けない人にとったら、ただ不愉快なだけだ。
でもスレスレの所を狙っているハグキ氏のセンスは、やはり抜群だと思う。一見すると、低レベルだと思えるボケも、実は高等技術を使っているのだ。
はまるか、はまらないかは、あなたのセンス次第である。
まあブラック・ジョークが嫌いな方に
『ハトよめ』を読め!
と言うのは一種のハラスメントになるだろう。
そんな『ハトハラ』をするつもりは、毛頭ないが、興味を持った方は、ぜひご一読を。
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3月7日に書いた『二人の猫バカ』という記事の中で、兄の飼っているシイラという猫について触れた。
彼女は元野良猫で、猫エイズに罹っており、兄の家で大切に育てられていたのだが、十日ほど前に亡くなったそうだ。
最近、シイラと仲良しだった僕の携帯には、何枚かの写メが残されている。兄にそれを告げると、CD-Rに焼いて持ってきてくれないかと言う。
家族同然だった猫を亡くして、さぞ落ち込んでいるだろうと思った僕は、兄の家に行く事にした。
家を出る直前、シイラの写真の入ったCD-Rを忘れたことに気づき、取りに戻った。諸事情により、阪神タイガースの六甲おろしのCDも同じカバンに入れていたので、分類するために、CD-Rのケースにシイラと殴り書きをして、カバンに詰め込み家を出た。
兄の家に着くと、やはり今までと違って猫が顔を確認しに来ないので、一抹の寂しさを覚えた。玄関やいたるところに、シイラの写真が置いてあり、改めて愛されていたのだなと実感する。
野良猫の平均寿命は3.4年と言われているが、その倍の月日を生きたシイラは幸せだったと言えるだろう。
兄と酒を飲みながら、シイラの思い出話を聞いた。突然、逝ってしまったので、正直言うとまだ心の整理がつかないとの事だったが、思ったよりも元気そうで良かった。
帰る間際、兄に言われて僕はシイラのCD-Rの事を思い出した。酔っ払っていたので、すっかり渡すのを忘れていた。
カバンからCD-Rを取り出し兄に渡したのだが、どうも様子がおかしい。
「お前、これはあかんぞ」
と兄。
なんの事かなと思い、手元に戻ってきたCD-Rのケースを見た。
あっと思った。
そこには『シイラ』……ではなく、『ミイラ』の文字。
どう見ても『ミイラ』にしか見えない。
急いでいたので、『シ』が『ミ』になっていたのだ。
字が汚いと、このように人に迷惑をかける。
皆さんも気をつけましょう。
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ええ、そうなんすよ |
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去年の事である |
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はいはい |
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あっ昨日の話? |
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うーわ、また卑弥呼ヒステリー起こしてるやん |
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昨日は作劇塾で1分映画の撮影があり、僕は監督を務めた。現場に来られていた塾長に、いろいろとありがたいアドバイスをいただきながら、楽しく映画を撮影できた。
その後、総務の菅野君の家に、数人の塾生とともにお邪魔して、僕が約10年前に専門学校で撮った映画を見た。
どんな映画かと言えば、『黒男(ブラックメン)』と言って、あらゆる物が黒に塗りつぶされていくという、とても不条理なお話である。
僕は当時、この映画をまともに見ることができなかった。同期の人間がアマチュア映画とは思えないような高質のアクション映画を撮っていたのだが、それと比較して完全に負けていたし、完成したそれは自分のイメージからかけ離れていた。まあ言ってしまえば、それはひとえに僕が監督として無能だったからに他ならない。
だから自分でも『黒男』のビデオは持ってはいなかった。
『黒男』の台本を塾長に読んでいただいた時、「方向性がわかりづらい。ひとつの笑いの方向にしぼるべきだ」と言っていただいたのだが、当時の僕は、いまいちその意味を理解していなかった。
そして昨日、映画を見てようやく、その言葉の意味がわかった。
もうとにかく、ハチャメチャなのだ。思いついた物を全て放り込んでいる感じで、悪い意味でカオスである。そしてあまりにも観客に対して不親切な映画になっていた。自分たちのやりたい事を、ひたすらやっているという感じ。伝えようという努力をまるでしていなかった。まあ映画に限らず、アマチュアがよく陥る落とし穴である。
ただ非常に懐かしく、やっと平常心で見られるようになったというのが、少し嬉しかった。
エンドロールを見ながら、ほとんどの人が消えてしまったなと思ったのだが、数少ない生き残りである菅野君の家で、『黒男』を見ているのも、漫画の合作をしている相方が、僕のマンションの上の階に住んでいるというのも(二人には『黒男』に出てもらっていたのだ)、考えてみるとちょっと不思議だ。
多分、昨日撮影した1分映画も、いずれ懐かしく思いながら見返す時が来るのだろう。
当然ながら、それを見ている僕はプロのクリエイターになっていないといけない。
そんな事を思いながら『黒男』を見ていた。
映画はその当時のたくさんの瞬間が、そのまま保存される。
それが怖くもあり、楽しくもあるのだ。
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昨日、授業の後、塾長宅へ赴き、楽しくワイワイ騒いだ後、帰宅しそのままバイトへ行った。
朦朧としながらも何とかレジに立っていると、ひとりの男性がこちらへやってきた。
なぜか歩き方が変だ。
「……いいですか?」
と僕に尋ねるが、何がいいのかよくわからない。顔色が悪く、脂汗を浮かべている。
「はい?」
と僕が聞き返すと再び
「……いいですか?」
と店の奥を指差して言う。
「トイレですか?」
という僕の質問に、すごい勢いで何度も頷く男性。
「どうぞ」と僕が言うやいなや、またおかしな足取りで、男性はトイレへ向かった。
彼の後姿を見ながら、僕は嫌な予感を覚えたものの、その後、通勤中のサラリーマンの人たちが、結構押し寄せてきたので、彼のことはすっかり忘れていた。
ラッシュが終わり、ふー、とひとつため息を吐くと、バックルームから店長が出てきた。
トイレへ入っていった店長だが、すぐに出てきて僕の方にやってきた。
「おい、高田君。大変な事が起きてるぞ」と店長。
「なんですか、大変な事って?」と聞いたら
トイレの中が、う○こまみれなのだと言う。
すぐに僕の脳裏には、歩き方のおかしな、先ほどの男性が浮かんだ。
「悪いけど、このままやったら、お客さんトイレ使えへんから、掃除よろしく」
僕の肩をポンとたたくと、そう言い残して、店長はバックルームに消えて行った。
しかたがないと自分を奮い立たせ、ゴム手袋を付けた僕は、備品のトイレットペーパー片手に、トイレへ直行したのであった。
掃除をしながら、藩金連さんの言葉を思い出した。バスガイドをしていると、粗相をしてしまったお客の、後始末が結構、大変らしい。
ちなみに新品のトイレットペーパーは掃除で、ほとんど使い果たしてしまった。すれぐらい散らかっていたという事です。はい。
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さっき日本橋をブラついていると、中古の店で阪神のヒッティングマーチ集の入ったCDが300円で売られていた。
93年バージョンなのでかなり古いが、それでも阪神ファンの僕には嬉しい買い物だ。
急いで家に帰り、CDを聞こうと蓋を開け、絶句した。
中身が入ってなかった。
店に電話すると、返金いたしますので、レシートと一緒に商品をお持ち下さいと平謝り。
まあミスは誰にでもあるから、それはいいとして、何だか今年の阪神の行く末を、暗示しているようでならない。
メンチよ、今日こそは打ってくれい。
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昨日は、大阪城公園で花見をしてきた。
専門学校時代の同期の連中と、その一期上の先輩方。そして塾長。
一見するとみんな十年前から、さほど変わっていないようなのだが、お子さんや奥さんを連れて来られてる人もいて、月日の流れを感じた。
ひとつ大きなミスをやらかしてしまった。
僕の同期に双子がいるのだが、彼らの間に見慣れぬ男性が座っていた。
僕は双子の片割れに尋ねた。
「そちらの方は、どちらさん?」
名前を聞いて、しまったと思った。
なんと専門学校時代に、僕の名簿のひとつ後ろにいた彼だった。
あまりの変貌振りに、全く気づなかった。
T君、大変、失礼致しました。
僕があまりに寒がるので、カイロを貸してくれたのにもかかわらず、ビールを飲みすぎて、返すのをすっかり忘れていました。重ねて謝ります。
僕たちの後ろでは、沖縄の人たちがいてたようで、三線を弾きながら、踊っており、なかなか粋なBGMを奏でていた。
そして、次第に夜も更けて、顔を上げると夜桜が。
久しぶりにきちんとした花見ができて、ご満悦だった。
ぜひ来年も集まりたいもんだ。
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昨日は山田誠二監督のご自宅に、僕を含めた三人の塾生でお邪魔させてもらった。
ほとんどお力になれなかったと思うが、簡単なお手伝いをさせていただいた。
山科駅に到着したときには、ポツポツと雨が降り始めていたのだが、山田監督のご自宅近くに着いたら上がっていた。
十時頃から撮影が開始し、その五時間後にはもう終わっていたという段取りの良さに舌を巻く。
しかも、雨が降ったら困るのでという事で、先に公園のシーンを撮影った後、山田邸での撮影という順番だったのだが、公園撮影が終わって、戻ってきてから、再度、雨が降り始めるというタイミング。
撮影終了後の雑談で
「映画は、全てを計算してやらなければならない」
と山田監督はおっしゃった。
撮影する順番から、どのようなカットを切るか、そして弁当の手配まで全てを頭に入れて効率の良いやり方を選ばなければならない。
現場に来られていた女優さんのマネージャーさん(脚本など他のいろいろなお仕事もされている)も、「喜ばれる台本とは、少ないシーンで取り終える事ができるものだ」と、話されていた。
僕は、作劇塾のシナリオの授業で、塾長から何度も言われていた事を思い出した。
「このシーンを撮る時にどれだけお金がかかるのかを、考えて、シナリオを書きなさい」と。
だから無意味なシーンは削らなければならないのだ。
作劇ネトラジの129回のラストで、塾長はこうも言われている。
「プロとは与えられた条件の中で、水準以上の物を、必ず約束通りに、コンスタントにあげられる者の事を言う」
撮影現場を見る事によって、普段から言われている事の大切さを、再認識した一日であった。
4月10日は、一分映画の撮影で、僕も監督を務める。
少しでも、学んだ事を生かしたい。
専門学校時代に一度だけ監督をしたことがあったが、大分、年を重ねていることだし、あの頃よりは良い物を撮らねばならないだろう。
がんばります。
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昨日は、中山塾長の誕生日会だった。塾長宅へ午後一時ころ赴き、ネトラジの収録をした後、その二時間後には、もう酒を飲み始めていた。
塾長宅を後にしたのは、翌朝の六時半頃。
思えばあっという間だった。
急遽、落語家の桂都んぼさんが来られて、お話をさせてもらった。
プロの噺家さんとしゃべらせていただくのは、もちろんこれが初めて。
少々、失礼かなと思う質問にでも、都んぼさんは丁寧に答えて下さった。
中でも驚いたのが、故桂枝雀師匠の稽古時間。
なんと枝雀師匠、一日最低、八時間は稽古をしていたそうだ。
それもサラリーマンの人がそれだけ働いているのだから、我々も同じ時間、稽古せねばならぬという理由で。
やはり努力なくして、天才は成立しないのだなと改めて実感した。
濃密で有意義な時間だった。
中山塾長、お誕生日おめでとうございます!
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