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『パンツの行方』《創作物》

彼女のパンツはそよ風に乗って飛んでいった

風は段々と強くなり

次第にパンツを遠くまで運び始めた

通勤途中の者は誰も

自分の上空をパンツが飛んでいることに

気づきはしなかった

パンツは海を越え、とうとうインドに突入した

突如、風が止みんだ

地面へと落下するパンツ

偶然、その下でシーク教徒のインド人

がカレーを煮ていた

彼は悩んでいた

数年前から巻き続けている頭のターバン

巻きすぎてもうボロボロである

ああ、新しいターバンが欲しいなあ

そんな呟きを聞いたかのように

彼の頭へパンツがファサッと舞い降りた

男はパンツを握ると狂喜した

これでターバンが作れる!

田舎の母にも美味しいものを送ってやれる!

そんなことを叫びながら

その場を飛び跳ねた

カレーはすっかり焦げてしまった

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