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2011年2月

B型のお笑い芸人は大成しやすい?

別に僕は頑迷な血液型信奉者ではないが、B型に関しては思う節がある。

明石家さんま、松本人志、桂枝雀

このお三方の共通点。

それはB型で『天才お笑い芸人』と称されていること。

いずれも異常なまでにお笑いに執着して、突き詰めている。

お笑い出身者が、文化人的なポジションに行くことがあるが、このお三人は確実に軸がお笑いになっており、恐らくそれは生涯、ぶれることがない(枝雀さんは既に亡くなっているが)

桂枝雀さんなんかは、生理学的な見地から、お笑いの法則まで、発見してしまった。

もちろんB型以外でも、面白い芸人はたくさんいる。

前に松本氏が言っていたが、後輩たちと飲みに行った席で、血液型談議になったそうだ。

そこで、B型芸人は優秀だという結論が出て、その場にいたO型の千原ジュニア氏が、えらく落ち込んだらしい。

そういえば、僕の周囲でも笑いのセンスがあるなと思う人は高確率でB型である。

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X-GUNとUWFの共通点

前に録画したガキの使いの『山-1グランプリ』を見ていると久々にX-GUNの二人が出てきた。

ボキャブラの頃は、知名度が高かったが、最近はあまり見なくなっていた。

西尾氏がさがね氏に、ひたすらダメ出しをする、というネタをやって受けていた。

さがね氏の方は、真剣な顔でずっと叱られたまま黙っている、というネタ。

笑いが起こっているものの、ある種のリアリティーと緊張感を伴っていた。

僕はこれを見て、UWFだと思った。

UWFというプロレス団体をご存知だろうか?

アントニオ猪木が社長を務めていた新日本プロレス出身の前田日明、高田延彦、藤原喜明、船木誠勝、鈴木みのる、山崎一夫らが独立して、旗揚げたプロレス団体で、一世を風靡し、興行のノウハウは、後に旗揚げされるK-1などにも影響を与えた。

このUWFは当時、ファンにとってかなり新鮮で、作家の中島らも氏や夢枕漠氏らも夢中になったほどだ。

何が新しかったかといえば、プロレス団体なのに、従来のプロレスを否定した点だ。

“アンチプロレス”を標榜したプロレス団体、UWFはやがて強烈なムーブメントを巻き起こし、社会現象とさえいわれるほどになった。

どんなプロレススタイルだったかといえば、ロープに振ったりと、トップロープに上ったりという、そのようなことを一切排除し、打撃とグラウンドを中心とした格闘技色の強い攻防をリング上でやってのけた。

前田氏が当時を振り返って語っていたが、アキレス腱固めなど地味な寝技の攻防になると

「退屈だぞ。ドロップキックをやれ!」

という野次がよく飛んだらしい。

UWFのプロレスは、道場でやっていることを試合でやったと言われていた。

何かと差別されがちなプロレスラーであるが、関節技などは普段の練習で磨いているのだ。

ただし、それは客前で見せるべきものはないとされていた。

それを逆手にとることで、UWFは時代の寵児となったのだ。

それまで所属していた新日本プロレスでは、地味な存在とされていた“関節技の鬼”木戸修がリーグ戦で優勝し、脚光を浴びるなどしたのは、UWFなりの演出だったのだろう。

かなり長くなったが、X-GUNが『山-1グランプリ』でやったネタも、UWFと同じやり方なのだ。

本来は客前で見せることのないダメ出しを、見た側が笑えるように演出した上で、ある程度マジっぽくやる。

これを見て、プロレスというのは、エンターテインメントの基本なんだなと、改めて思った次第である。

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再度告知

以前もブログにて告知いたしましたが、再度お知らせさせていただきます。

『ハナシをノベル!!』で、また僕の書いた創作落語を月亭八天さんにやっていただくことが決定いたしました。

来週の金曜日、3月4日の19時開演です。

八天さんが、満50歳、デビュー25周年ということで、25日連続ライブをやられるそうです。今回はその中のひとつに僕の書いたネタが入ることになりました。

以下が『ハナシをノベル!!』の詳細となりますので、ご覧くださいませ。

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3月4日(金)   午後7時開演

大阪市中央公会堂

月亭 八天

「寄席の怪談」

「56(ネタおろし)」

笑福亭 由瓶「試し酒」

露の 団姫「狸の賽」

三味線:浅野 美希

前売1,800円  当日2,000円

問い合わせ/英知プロジェクト ℡06-6956-8810

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『56』というのが僕の書いたネタです。

どうぞ皆様、お誘いあわせの上、お越しくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。

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許婚神話じゃなくて巨根神話について

この前、飲んでいる時にある男から、あなたってあそこ大きいでしょ?

とおもむろに言われた。

僕も酔っていたので、適当にノリで答えておいたのだが、確かに巨根神話というもは存在する。

でかい方がいいという価値観である。

こういう価値観は多分、男性側が持っているのだ。

実際には、巨根というはかなり不便で女性に迷惑をかけると聞いたことがある。

恐らくほとんどの男はAV男優と自分のものを見比べていると思う。

全員とは言わないがAV男優は立派な一物をお持ちの方が多い。

それはAVが視覚メディアだからである。

大きい方が画面に映えやすいからだ。

洋物AVなんて見た日にゃあ、日本人全員が翌日から俯きつつ「生まれてきてすいません」と言いながら、道を歩かなければならない。

あれも恐らく大きい人が選ばれているのである。

もちろんモンゴロイドよりもコーカソイド、ネグロイドの方がペニスは平均的に大きい。

だがチェ・ホンマンが韓国人の平均身長かといえば違うように、大きい人が自然と集まっているのだ。

ここで自信喪失気味の日本人に対して、ひとつの提案をしたい。

現在の日本人男性の平均サイズ(勃起時)は12~13センチと言われている。

これが正しいかは知らないが、思い切って平均を10センチと政府が発表してはどうだろうか?

恐らく明日から、たくさんの男性が胸を張って生きられるはずだ。

えっ?

10センチより小さい人はどうすればいいかって?

大変心苦しいが、そこは切り捨てねばならない。

心苦しいがどこかでラインを引かねばならないのだ。

切捨御免である。

10センチ以下の人。

本当にごめん。

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ポルノグラフィーと心の表現

以前、作品内での心の表現が未熟だという指摘を受けたというのを、当ブログで書いた。

それが求められるのは、創作全般だと思うのだが、ポルノグラフィーになるとどうなのだろう?

エロ本などの写真系というのは、ビジュアルのみを楽しむものだから、当然心の表現など必要がない。

ところが、ストーリーの入ってくる媒体(AVやエロ漫画など)になると、また話は変わってくる。

ほとんどのAVやエロ本は、視覚的要素のみに依存している。

艶かしい裸体がでてくれば、興奮してしまうのが男なので、それは致し方ない。

ここからはエロマンガに絞って、話を進めたい。

エロマンガの登場人物なんか、ほとんど「こんな奴おらんやろ~」である。

性欲が抑えきれずに、自ら裸エプロンで隣に住む独身男性宅へ押しかける若くて可愛い奥さんとか、こんなあり得ない設定でも、よしとされてしまう世界観だ。

男を興奮させられるかが主眼なので、別にそれはそれでいいと思う。

男性用のポルノグラフィーを見て「こんなものが存在すること自体、許せない!」と憤る間違った一部のフェミニストたちがいているが、頓珍漢も甚だしいと思う。

演出力、画力を備えていて、それプラスキャラクターの心の動きができれば、エロ漫画家としては怖いものなしなのではないかと思う。

その三つが非常に巧みなのが、みやびつづる氏である。

ある時期から、漫画家としての総合力が、物凄く伸びているので、興味のある方は初期よりも、中期以降の作品をお読みいただきたい。

これぞ“匠の技”である。

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ナルシストと客観視

何度かこのブログで触れているが『行け!稲中卓球部』が大好きである。

青春時代にむさぼるように読んだ漫画だ。

前野、井沢という二大お馬鹿キャラが出てくる。

この二人は、不細工なのだが、井沢は前野よりも自分の方がルックスで若干ながら勝っていると思っている。

不細工キャラ同士の意地の張り合いが面白い。

この前野が一度キクちゃんという、とつてもなく強烈な顔の女性とデートする回がある。

ここでもお互い、不細工を自認しているものの、自分の方が相手よりも、少しマシだと思っているところが良い。人間の“業”がたっぷりと出ている。

前にその場にいた男連中七人で、各々が思う『この中にいる男子、モテる度ランキング』というのをやったことがあった。

当然ながらみんな酒が入っていたのだが、これは大変興味深かった。

もちこん、このランキングはルックス以外にも性格や中身を加味した上でのランキングだった。

これは結構、客観性のあるなしが、如実に出るのが面白かった。

最も着目すべき点。

それは七人の中で、自分をどの位置に入れるかだ。

自分の順位を発表して「なるほどなあ」とか「ほう」という反応が返ってくる人は、客観性があるということだ。

全員がダントツで最下位にしているのに、自分のランキングを上に持ってきている人がもしいたとしたら、彼は完全に客観視できていない。

こういう人間は、案外ナルシストで、全てにおいて根拠の無い自信を持っていたりする。

漠然と『実は俺スゴいんだぜ』と、密かに思っているタイプである。

だから自己と客観評価の齟齬で苦しむのだ。

僕は客観視できている人が好きだ。

そういえば、この前こんなことがあった。

自称イケメンの彼は、写真映りの良いものばかりを、自分の携帯に撮りためていた。

それを見た率直な男が、ぼそっと呟いた。

「これはキショイなあ」と。

次の瞬間、僕は満面の笑みで、率直な彼と握手を交わした。

同じ携帯写真でも、自分の面白写真とか滑稽な写真を入れている人とは、仲良くなれそうだなと思う。

特に関西ではその傾向が強いのかもしれないが、男のナルシストというのは往々にして馬鹿にされやすい。

そして、こういう人たちは男友達が少ない。

格好ばかりつけているうちに、結果的にそうなってしまうのだろう。

多分、面白いことを言う人間の方が、こと男性同士の間では、価値が高いとされるのではないだろうか。

とりわけ大阪では、そういった空気が出来上がっているように思う。

東京に住んだことがないので、あちらがどうなのかは知らない。

だがきっとそういう価値観では、はっきりとした違いが出るのでは、と思っている。

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『Colorless』《創作物》

無色になりたい

昔からずっとそう思い続けてきた

人は年を重ねるにつれ

先入観や偏見に囚われていく

知らず知らずのうちに

余計な色がついてしまうのだ

生まれたばかりの頃は

何も色を持たなかったのに

無色で生まれたはずなのに

いつも間にやら

様々な色が混ざり合い

グロテスクな様相を呈していく

それは社会的な存在として

生きていく上で

しかたのないことかもしれない

己を殺して

自分を騙して社会性を身につける

そうしないと生きることが許されない

だけど私にはできなかった

いろんな色をこの身に塗りたくることは

到底できなかった

私は暴れた、抵抗した

色なんていらない

そう叫びながら

社長室に突入し

室内にある、あらゆる物を破壊した

翌日、私は解雇された

こうして私は無職になった

山田社長のバカ野郎

そっちの無職じゃないってば

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『インタビューwithキタイ花ん』更新情報!

若手インディーズライブ、キタイ花んに出演されている芸人さんへ、インタビューをやらせていただいております。

今回は『キタク』のお二人にお話を聞かせてもらいました。

こちら⇒インタビューwithキタイ花んで、記事を公開しておりますので、興味がおありの方はぜひご覧下さいませ。

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『朝鳥』《創作物》

昨日寝る前にヒッチコックの『鳥』を見た

そのせいかはわからない

今日の通勤中えらい目にあった

駅に向かう途中のことである

最初は一羽のかわいい雀だった

チュンチュンと私の周りを飛び回り始めたのだ

雀は警戒心が強いはずなのになと

妙な思いに包まれながらそのまま歩いていると

今度は数羽の鳩が私の体を周回し始めた

向こうから歩いてきた小学生の男の子が

不思議そうな顔でこちらを眺めていた

その後も鴉やヒヨドリたちがやってきて

私の頭上でバタバタと羽音を立てた

なぜなんだ?

なぜ『鳥』を見ただけで

こんな目にあわねばならないのだ

鳥を振り払いながら私が必死に進んでいると

背後で奇声が聞こえた

鳥を避けながら体を反転させた

白いパジャマを来た長身の女が立っていた

彼女の瞳孔は完全に開いていた

鳥居みゆきだった

鳥居は私を円の中心に見定めると

バターになる前の虎のように

体の周りをグルグルと周り始めた

その迫力に圧されたのか

鳥たちは空へと帰っていった

散々周って気が済んだのか

鳥居は髪を振り乱しながら走っていった

そして私の周りには誰もいなくなった

そこには見事なまでの静寂が横たわっていた

私は鳥居が走り去った方を見ながら

ひとり呟いた

立つ鳥居、跡を濁さずと

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猫との激闘でボロボロのはこいり娘。さあ彼女の決断は?

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『血まみれブラザーズ』《創作物》

おおっ兄貴お帰り

わはははは、どないしたんや?

全身血まみれやないか

えっ駅から帰る途中に

ダンプカーに跳ねられて骨バッキバキ?

わはははっ

何しとんねん

もっと注意して歩かんかい!

大丈夫か?

大丈夫なんか

さっきより血の量増えとるやないか

ようそれで歩いて帰ってきたなあ

えっ? なんやて

口の中の血を吐き出してから喋れよ

モゴモゴ言うてわからんがな

うわー、歯が出てきたがな

歯を吐いてどないすんねん

俺が吐け言うたんわ、血ぃや血ぃ

そういうお前も血まみれやないかって

よう気づいてくれたな

よう言うてくれた

なんかこういうのって自分から言うの照れるやんか

こういうところが関西人のあかんとこやな

怪我してる時は怪我してますって

素直に言うたらええのに

妙なところで照れてまうんやな

そうそう、血の説明やったな

いやあ、おかん遅いから飯作ろかなと思って

包丁にぎったんよ

ほんで振り上げたら、柄から刃がスッポーン抜けて

ほんで眉間にカーン刺さって血ぃダクダクやがな

唯々諾々ちゃうで

血ぃダクダクやで

そこ間違えたらあかんで

まるでスプラッター映画やがな

13日の金曜日やがな

ほんでどないしよかな思ったら

兄貴が血まみれで帰ってきたっちゅうわけや

こういうの以心伝心って言うんかな

あっちょっと意味違うか?

阿吽の呼吸言うた方がええんかな

そら年子やさかいに昔はよく喧嘩したよ

でもさすがに二十歳越えると

兄弟のいることのありがたさっているのが

身に染みてわかってくるね

ほんまに一人っ子やなくて良かった

血まみれになりながら玄関に立つ兄貴を見て

俺、思たんや

さすがは

血を分けた兄弟やって

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政治家の外見

今日、ポストに一枚の紙が入っていた。

民主党、熊田あつし氏の特集が載っていた。

その中身はさておき、まあ爽やかである。

こんなに爽やかなセンター分けは今までお目にかかったことがない。

外見は、政治家にとってかなり重要な要素である。

確かニクソンとJFKが大統領の座を争った時、すでにテレビが普及していた。ケネディが勝利したのは、彼のルックスが良かったことも大いに関係していると言われている。

政策で判断しようと思っても、無意識に外見も含めて判断してしまうのが我々である。

ならば思い切って、立候補者は全員ダースベーダーの被り物をしてはどうだろうか?

女性も男性も関係なく全てがダースベーダー。

そして声もダースベーダー風に変換されるため、先入観にまどわされることなく政策のみで判断できる。

だがダースベーダーが街頭演説をしている横で、別のダースベーダーが演説をしている絵を冷静に見れば、日本は末期と思われるだろう。

というわけで前言撤回。

これから立候補する政治家は全員チューバッカでお願い致します。

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R-1グランプリ 『冷やし中華はじめました』について

今年のR-1グランプリは、佐久間一行氏の優勝で、幕を閉じた。佐久間氏が決勝戦の相手だったAMEMIYA氏のネタを見て、ふと思うことがあった。

基本的に三つとも歌ネタだったAMEMIYA氏。

彼が最初に歌った『冷やし中華はじめました』は、構成が巧みだ。

まずは歌詞の一部をお読みいただきたい。

--------------------

夏に間に合うように 春先から取り掛かって味に納得いくまで何度もやり直して本日12月20日 うちのラーメン屋でもとうとう

冷やし中華はじめました

試作重ねてる間嫁がホストに狂ったけど

冷やし中華はじめました。

僕の名義でカードを勝手に作られ多額の借金

冷やし中華はじめました

ちょくちょく起こる不審火 知らぬ間にかけられた保険金

冷やし中華はじめました。

嫁がホストと姿消してから はや半年が過ぎて今年もそろそろあれが恋しくなる時期夏の風物詩資金不足で麺の量 徐々に徐々に減らした

冷やし中華はじめました

発生してしまった食中毒 鳴り止まぬ苦情電話

冷やし中華はじめました

--------------------

まだまだ続くのだが、最初は何も思わなかった『冷やし中華はじめました』というフレーズ。何度も耳にしていくうちに全く受け取り方が変わってしまう。

これは『戦艦ポチョムキン』を撮ったセルゲイ・エイゼンシュタインのモンタージュ理論と同じ手法なのではないだろうか?

モンタージュ理論は、映像を複数繋ぎあわせることによって、まるで感じ方が変わってくるというもの。

例えば、笑顔の男性の映像があるとする。

この映像の前に、子犬をの映像を持ってくると、男は犬好きで優しげに笑っているように人は思う。

だが、子犬の映像の部分に、スカートのまくれあがったマリリン・モンローの映像を持ってきたとする。

すると、男は途端にエロオヤジになってしまう。

笑顔の男性の映像が、AMEMIYA氏のネタでいえば『冷やし中華はじめました』となるわけだ。

以下、歌の続き。

--------------------

やむを得ず休業した間に嫁も戻ってきて
重い口を開き 泣きながら一言
あんたの冷やし中華が食べたい
冷やし中華はじめました

着々と増える客足 これでいけるぞとガッツポーズ
冷やし中華はじめました

評判の店の主人とホテルから出てきた嫁
冷やし中華はじめました

また発生したしまった食中毒 鳴り止まぬ苦情電話
川に投げ捨てたコック帽 とめどなく溢れ出る涙
突然現れた息子と名乗る人物
冷やし中華はじめました

絶え間なく起こる民族紛争
守りたい 小さな命を
冷やし中華はじめました

冷やし中華
冷やし中華
冷やし中華はじめました

-------------------

このように最後では、『冷やし中華はじめました』の受け取り方が、非情に哀しくもおかしくなってしまうのだ。

構成の妙である。

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猫の玩具と化してしまった娘に未来はあるのか!?

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マツコ・デラックスの倒し方

最近、よくマツコ・デラックスのことを考えている。

マツコが好きとか、嫌いとかそんな話ではない。

もし僕が格闘家としてリングに上がり、そしてマツコと戦うことになったら勝てるだろうか?

それをよく考えるのだ。

マツコは身長178センチ体重140キロ。スリーサイズが全て140という、ドラえもん体型の持ち主だ。

一方僕は、身長174.5センチ。体重は56キロ。

これだけ見比べると、マツコと僕は階級が全く違うことがわかる。

しかし、男はひとたび家を出れば、何が起こるかわからない。したがって、いつ何時でも戦う準備をしておかねばならないのだ。

というわけで僕がマツコと一戦交えることにならないとは、誰にも言い切れないのだ。

もし、リングで対峙したと仮定して、僕はマツコ退治ができるか、という話である。

場所は両国国技館にしようか。

ちなみにマツコは、女装をしていないと力士に間違われるらしい。

マツコが持つ一番の武器。それは体型ではなく、眼力ではなかろうか?

目を合わせた途端、相手に飲まれてしまいそうだ。

そうなると、ヒクソン・グレイシーと対戦した際の高田延彦のようになってしまう。

それは避けたい。

恐らくマツコはリングインした直後から、ずっとこちらを睨みつけてくるだろう。

全盛期のヴァンダレイ・シウバなみにガンを飛ばしてくるはずだ。

そこで僕はどう立ち向かうか?

ここは桜庭和志を見習って、全く目線を合わせない方向で行きたい。

ずっと天井でも眺め、ゴングが鳴るのをじっと待つ。

さあ、ゴングが打ち鳴らされた。

試合、開始である。

マツコは猪のように突進してくるだろう。

それに対して、タイミングよくタックルに入るか、カウンターで打撃を合わせるかという二つの選択肢がある。

まずタックルだが、もし上から潰された場合は、身動きが取れなくなるだろう。

だからまだタックルは却下。

次に打撃。

あの顔である。恐らく、非力な僕のパンチでは一撃でKOすることは不可能だろう。

一般的に格闘技は、顎が小さければ不利だと言われている。

オリックスから阪神へやってきた星野投手(仙一じゃないよ)のような顔は、最も不利なのだ。

顎の先を打たれた時に、脳がぶれやすいので、脳震盪を起こしやすい。

逆に、元K-1選手で現レフリーの角田氏のように、四角い顔はKOされづらいと言われている。

というわけでかなりダメージを与えなければ、打撃でマツコを倒すことはできない。

次にボディーへの攻撃。

何せ140キロである。

膝蹴りを入れようが、ボディブローを入れようが

「あんたさっきから何してんのよ」

と涼しい顔で言われるだろう。

ここは観客を喜ばせようとか、そういった考えは度外視して、長期戦に持ち込むべきだ。

あの巨体である。

立っているだけで、かなりのエネルギーを使うだろう。

勝負をかけるのは、開始から二十分が経過した頃がいいだろう。

マツコと二十分。もとい、待つこと二十分。

ゼエハァ、ゼエハァ言い出したマツコに対して、僕が仕掛けるのはローキック。

140キロということは、片足で70キロを支えていることになる。

成人男性一人分の体重が、片足にかかっているのだから、その負担は大きい。

僕は容赦なく膝を正面から蹴りまくる。

プロレス史に残るといわれるセメントマッチ

前田日明VSアンドレ・ザ・ジャイアント戦の再現である。

これでマツコの体は、グラつき始めるはずだ。

脂汗を浮かべながら

「ちょっと、あんたやめなさいよ!」

と、かなり感情を露にするのは間違いない。

だがそこは非情になって、ローキックを蹴り続ける。

「やめろって言ってるでしょ!!!」

マツコの怒声は狼狽の証。

またローキック、と見せかけて、途中で蹴りの軌道を変えるのだ。

マツコの後頭部に対して、見事に決まるはハイキック。

『ドシーン!』

曙がボブ・サップに倒された時よりも、大きな衝撃がリングに走る。

まさかの番狂わせだ。

国技館に乱舞する座布団。

そしてその一枚が僕の後頭部を直撃し、その場に崩れ落ちる。

慌ててカウントを取り出すレフリー。

しかし僕は、起き上がれない。

まさかのダブルノックアウトで試合は幕を閉じだ。

戦いとは、このようにたいてい虚しいもんである。

勝とうが負けようが、勝者など存在しないのだ。

その後には、ただ哀しみだけが、そっと横たわる。

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『餅付き爺』《創作物》

婆さんや

こうして久々に餅を付くと楽しいのう

新婚時代を思い出すわい

ほうれ、ぺったん、ぺったんと

ぺったん、ぺったん

ぺったん、ぺったん

ぺった……

ん?

婆さんや

どこへ行ったんじゃ?

おかしいのう

餅付きの最中にどこかへ消えるとはのう

そんな女じゃないんじゃがのう

仕方ないわい

わし、一人で付くとするかいな

ぺったん、ぺったん

ぺったん、ぺったん

ぺった……

なんじゃいな

餅が急に汚れてきたわい

芥でも入ったかのう?

ありゃっ

この柄は?

婆さんの着物じゃ

婆さんや

餅になってしまったのかいな

こりゃあ、大変なことになったわい

どうすりゃええんじゃ?

これ、ポチ

その餅を食うてはいかん

それはな

婆さんなんじゃ

その餅は婆さんじゃ

ポチッ!

か~!この馬鹿犬がまだわからんのか!

大方、平らげちまいよってからに

恩を仇で返すとは何事じゃ!

ありゃあ、どっかから婆さんの声がしたぞい

ポチからじゃ

ポチの口から婆さんの声が聞こえとる

なんじゃて?

ポチの体を乗っ取った?

なるほど、さすがはわしの選んだ女じゃ

しかし、あれじゃのう

これから犬と会話し続けにゃならんのか

変な気分じゃわい

なんかあれみたいじゃのう

ソフトバンクのCMみたいじゃあわい

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『はこいり娘』更新情報!

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猫の鼻ちょうちんが爆発し、吹き飛ばされてしまった娘。

それに気づいた猫。さあ、はたしてどうなる?

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大相撲の八百長騒動で思ったこと

大阪場所の中止が決定したそうだ。

大国町に住んでいる僕としては、いつも三月は府立体育館の周辺で、見られるお相撲さんをを楽しみにしていた。

なので非常に残念だ。

三月になると、WINS難波に馬券を買いに行けば、若い力士が先輩の馬券を買っている姿をよく目撃した。

その光景は、僕の中では風物詩だった。

さて、八百長問題である。

僕の記憶にある八百長関連のニュースは、板井圭介氏だ。

調べてみると過去にも、何度と無く取りざたされた問題のようだ。

こうした八百長騒動で、ふと一人の力士を思い出した。

琴錦関である。

彼は、歴代でたった一人、平幕優勝を二度達成している。

そして平成の名横綱、貴乃花に平幕ながら14勝もしている。これは、曙、武蔵丸に次いで、第三位の記録である。

曙、武蔵丸は二人とも横綱まで上り詰めた力士なので、琴錦がこれだけ貴乃花に勝っているのは、異例である。

しかも、琴錦の身長は180センチ足らずと、巨漢揃いの角界では、小柄に分類される。

もしかして、この琴錦という関取はとてつもなく強かったのではないだろうか?

ここからは完全に僕の妄想になるとあらかじめお断りしておくが、彼はあえて横綱や大関を狙わなかったような感じもする。

地位が上がると、収入が増えてくる。

が、それに伴って何かと面倒なことが増えてくる。性格的にそういったことが嫌だった琴錦は、気が向いた時だけ、“本気”で相撲を取っていたのではなかろうか?

そして、角界ではこんな噂が立つようになる。

『琴錦こそが最強なんだ』と。

プロレス界でも琴錦に近い人物がいる。

一般的にも割りと知られている『関節技の鬼』藤原組長である。

彼は道場では関節技ばかりを求道者のように練習し、後にUWFで共闘することになる、前田日明などを育て上げた。

その実力は折り紙つきだった。

だからこそアントニオ猪木のボディガード役を務めていたし、たまに現れて道場破りを挑む無謀な素人格闘家たちを、ことごとく返り討ちにした。

時には相手の関節を折って、戦意を喪失させたりもしたらしい。

このように全てがガチンコ(真剣勝負)ではない世界というのは、想像する余地が生まれてくる。

その余地があるからこそ、ファンは自分なりの妄想を作り上げて、裏読みをしながら試合を楽しんだりするのだ。

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中途半端な優しさの害悪

この頃、『優しさ』についてよく考えている。

本当の優しさとは何だろうか?

僕自身はあまりというか、全然厳しく育てられていない方だと思うが、やってはいけないことをした際、親に何度か厳しく怒られた。

今まで一番、厳しく叱られたのは、肉屋でアルバイトした時だった。

そこの主任は、仕事に対して非常に厳しく、つまらない質問や前と同じミスを繰り返すと、魯鈍者を見るような瞳を、僕に向けた後、

「なんでそんなこともわからへんねん!」と、必ず怒鳴った。

よく怒鳴られたが、ある時を境に怒られなくなった。

僕が仕事の要領を覚えて、ケアレスミスをしなくなったからだ。

あの頃は毎日、バイトに行くのが憂鬱だったが、今ではあの主任に感謝している。

僕らの世代もそうだが、僕よりも下の世代は更に怒られなくなっているのではないだろうか?

過保護に育てる親というのは、子どものことを真剣に考えていないのではないかと思う。

自分が嫌われたくないだけだ。

過保護に育てられすぎて、自分を叱る人間をすぐ嫌いになる人たちがいる。

自分のためを思って、叱ってくれていると、考える余裕がないのかもしれない。

二十歳を過ぎるまでずっと、過保護に育てられてしまうと、きついことを言ってくる人に対して、脊髄反射のように、「この人嫌い!」となりがちだ。

彼らは無意識のうちに自分を高く評価しているので、実はプライドが非常に高い。

考えて裏を読むというこよりも、情緒的な拒否反応が先にくるから、脊髄反射に近いといえる。

こういう人たちはこのままにしておいては、絶対に本人のためにならないので、周囲の人間が叱ったりなだめたりしながら、成長を促そうとする。

これは、本当の優しさだと思う。

ただ難しいのは、厳しく叱責している場面しか目撃していない人には、一方的に叩きのめしているように、見えてしまうことだ。

これもまた、情緒的な反応である。

今までの流れがあるので、こうして厳しくみんなから叱られるというのは『線』であり、厳しく叱られている状況というのは『点』だ。

僕は暴力を振るうのは嫌いだが、絶対に悪いことだとは思わない。

僕自身、今後一切誰に対しても暴力を振るわないかは、わからない。

例えばである。

路上で、ある男が別の男を殴っている場面に遭遇したとする。

一方的に殴打しつづける男を見て、たいていの人たちは

『なんて酷いことをするのだ』

と、情緒的な反応を見せるだろう。

だが、それは『点』を見ているに過ぎないのだ。

もっとさかのぼれば、もしかしたら殴られている方の男は、それだけ滅多打ちにされるだけのことを、したのかもしれない。

かなり極端な例だが、殴られている方の男は、殴っている男の家族を強姦していたとする。

これで見方が全く変わってくるはずだ。

この時点で、目撃者は『点』ではなく『線』として認識できるようになったわけだ。

だから一場面だけを見て、情緒的な反応を見せるというのはあまりに早計である。

厳しく叱られているのを見て、同情するのは僕もよくわかる。

ただ、そこで叱っている人に対して

「なんであなたは、そんな酷いことをするの?」

と訳も知らずに止めに入るのは、“浅はか”であるし、“偽善”だとしか思えない。

例えば叱られている人間が犯す多くの間違いの原因。

それが過保護に育てられすぎたことにあるのならば、そこで厳しく叱って人間力を向上させるしかないではないか?

そうしないといつまでも同じミスを繰り返し、逃げ癖だけが残ってしまう。

突き詰めると、親が叱るという行為を放棄したため、それを家族ではない別の人が、代行しているに過ぎない。

それはかなりエネルギーが必要なはずだ。

感謝されるべきことなのに

「あの人は酷い」

と、あらぬ誤解を受ける可能性もある。

今までの流れを知ろうとさえせず、単純に「酷い」としか思えないのは、優しさでもなんでもない。

実は何も考えずに情緒的な反応を見せているに過ぎない。

一見すると“優しく”映るその行為の本質は、“優しさ”とは間逆なのだ。

昔、日本テレビでやっていた『伝説の教師』というドラマの中で、松本人志氏演じる教師がこんなことを言っていた。

『中途半端な正義が一番の悪なんや!』

この『正義』という言葉を、『優しさ』に置き換えても、意味はまるで同じだ。

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お知らせ

来月の『ハナシをノベル!!』で、また僕の書いた創作落語を月亭八天さんにやっていただくことが決定いたしました!

今年は八天さんが、満50歳、デビュー25周年ということで、25日連続ライブをやられるそうです。今回はその中のひとつに僕の書いたネタが入ることになりました。

嬉しい限りでございます。

ちなみに八天さんが毎日やられるネタというのは、全て違うネタだそうです。

以下が『ハナシをノベル!!』の詳細となりますので、お読みくださいませ。

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3月4日(金)   午後7時開演

大阪市中央公会堂

月亭 八天

「寄席の怪談」

「56(ネタおろし)」

笑福亭 由瓶「試し酒」

露の 団姫「狸の賽」

三味線:浅野 美希

前売1,800円  当日2,000円

問い合わせ/英知プロジェクト ℡06-6956-8810

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『56』というのが僕の書いたネタです。

どうぞ皆様、お誘いあわせの上、お越しくださいませ。

よろしくお願い申し上げます。

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『イジめる』と『イジる』の違い

まずはこちらのページ⇒イジメ掲示板

を読んでいただきたい。

お読みいただければ、わかってもらえると思うのだが、この質問者は非常に憤慨している。

テレビでお笑い芸人が、誰かをイジることに対してご立腹というわけである

『イジられキャラ』というのがいる。

彼らは、意図的に笑いをとったりすることができない代わりに、人からイジられることで、その場に笑いを提供したり、和ませたりする人たちだ。

ただ必ずと言っていいほどいるのが、それを傍から見ていて、『イジメられている』と思う人たちだ。

恐らく母性愛と関係しているのだと思うのだが、こういうタイプは圧倒的に女性に多く見られる。

飲み会などの場でイジる、イジられるというのは頻繁に起こる。

こういうことを書き記すのは、格好が悪いので、できればしたくない。

でも書かないと伝わらないので、あえて書く。

僕自身、イジったりすることもあるが、親しくない人に対してはしない。

その根底にあるのは、相手に対する興味や愛着であったりする。

上記のリンクを貼ったサイトの答えにもあるのだが、最も残酷なのは『無関心』であったり『無視』だと思う。

そこに存在している人を、あたかも存在していないように扱う。

これ以上、酷いことってそんなにないかもしれない。

『イジめる』という行為は、本質的に相手の人間性を破壊して、抹殺しようという悪意や嗜虐性の発露だ。

一方『イジる』というのは、相手に興味がないとできない(もちろん間違ったやり方で、相手を怒らせてしまったり、イジって欲しくない人をイジって嫌がらせたり、不愉快にさせたりするのは論外である)。まず相手のことを詳しく知らなければ、イジりようがない。だから『イジる』というのは、一種のコミュニケーションなのだ

こうして書くと、『イジめる』と『イジる』というのは、たった一文字しか違わないが、性質として間逆だというのがよくわかる。

相互の信頼関係というのは、目に見えにくいものだ。

傍から見たら、そんなに仲が良くなさそうな二人が、実は固い信頼で結ばれているということもある。

例えばある集団があって、その中でイジられ役が存在するとする。

その集団は、多くの時間を共有していることで、彼が『イジメ』ではなく『イジられ』ているということをよくわかっている。

そこへたまたま、その関係性を知らない人がやってきたとする。

そして、彼がイジられている様を見て、その人はこのように感じるのだ。

『あれっ? もしかしてあの人イジめられているんじゃない?』と。

イジメているのではないか? と思う人たちの根っこには優しさがあるのだとは思うが、そこには明らかに見解の違いが見て取れる。

松本人志氏が著書の中で書いていた。確か『ごっつええ感じ』に対してだったと思うが、ある視聴者からこのようなクレームが送られてきた。

「なぜあなたは自分よりも地位の弱い人をイジメて笑いを取るのでしょうか?」

このクレームに対して、松本氏はこのように書いていた。

「自分が若手をイジって笑いが起こる。そしてイジられた若手は、自分に対して恨みを抱くどころか『ありがとうございます!』と感謝さえしている。なぜなら自分と若手の間には信頼関係があるからだ」

イジられる人というのは、意図的に、能動的に何かを言って、場を盛り上げるというのが苦手な場合が多い。

だが、それでもイジられるということは、気にかけてもらえている、ということである。

つまりは、なんだかんだ言われながら“愛されている”ということだ。

何度も書くが、最も残酷なのは、やはり『無関心』や『無視』なのだ。

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『タメ口』と『下ねた』を口にする時、人間性が出る件について

タメ口で話してきても、許される人となぜかむっとされる人がいる。

これは一重にキャラと関係していると思う。

まず敬語というのは、当然ながら相手と隔たりは距離感を生むものだ。

同時に敬語というのは、人間性を隠す部分もある。

だからこそ、敬語ではなくなった時、その隠していた部分が見えてしまい、不快な印象を与えるということがあるはずだ。

もちろん、慇懃無礼という言葉もあるぐらいだから、敬語を使っていても、失礼な人間は失礼である。

タメ口で嫌な印象を与える人たちは、相手に対して敬意がない場合が非常に多い。

話す相手の立場によって、態度を変えたり、見下したりする傾向にあると思う。

タメ口と同じように、下ネタも人間性が出る。

同じフレーズを使って、同じことを話しているのに、こうも受け取られ方が変わるかということがよくある。

下世話な話だからこそ、その人の人間性が包み隠さず現れるのだろう。

あと、これはあるプロの作家の方がおっしゃっていたことなのだが、エッセイというのは割りと、ごまかしが効く部分があるけど、小説というのはその人の人間性がそのまま出てしまうらしい。

隠そうとしても、読者からは透けて見えてしまうのだそうだ。

だからこそ、クリエイターは人間性に磨きをかけるべきなのだろう。

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『インタビューwithキタイ花ん』更新情報!

若手インディーズライブ、キタイ花んに出演されている芸人さんへ、インタビューをやらせていただいております。

今回は『アインシュタイン』のお二人にお話を聞かせてもらいました。

こちら⇒インタビューwithキタイ花んで、記事を公開しておりますので、興味がおありの方はぜひご覧下さいませ。

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お笑い芸人の役割とは?

以前、ある飲み会に参加した時のことである。

なぜかそこには、それほど親しくもない男が四人集まっていた。

その中にひとり、二十代前半のお笑い芸人がいた。

10分ほど、当たり障りの無い話をしていたが、やはり全く盛り上がらない。

油断すればすぐに沈黙がやってくる、といった感じだ。

すると、そのお笑い芸人が、ぽつりとこんなことを言った。

「いや~、気まずいですねえ」

全員、同じことを思っていたらしく、どっと笑いが起こり、場が和んだ。

お笑い芸人の役割として、当然ながら人を笑わすというのもあるが、ずばり本質や核心をつくというのもあると思うのだ。

鋭い意見だからこそ、笑いが生まれることもあるだろう。

『東大一直線』や『おぼっちゃまくん』など、大ヒットギャグ漫画を世に送り出した小林よしのり氏は、良識ある大人が気づいているのに、気づいていない振りをしているのを見て、『王様の耳はロバの耳!』と大声で叫ぶことが、自分の仕事のようなもんだと、どこかで書いておられた。

ただ、真実を言われると怒り出す人たちもいる。

チョコラBBの傑作CMで

「世の中バカが多くて疲れません?」

と、女優の桃井かおりさんが視聴者に問いかけるというのがあった。

これは上手いなあ。まさに本質をついているなあと、にやにやしながら見ていたのだが、クレームが来てしまい

「世の中お利口が多すぎて疲れません?」

という内容に差し替えになった。

このように変えただけで、クレームがこなくなるということは、やはり変更する前の内容が正しいことを証明しているなあと、率直に思う。

モンティ・パイソンなんかも本に書いているが、笑いの難しいところは、同じものを見ても片方では腹をかかえて笑っている人たちがいるのに、もう片方には烈火の如く憤慨なさる方々がいらっしゃるところだ。

永井豪氏や筒井康隆氏などは、そういう“ムキになる人たち”を逆手にとって、余計怒らせて、もっともっとヒステリックにさせて、遊んでいたりする。

いつまでも童心が残っている証拠なのだろう。

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『はこいり娘』更新情報!

三輪氏との合作ブログ『はこいり娘』を更新致しました!

今回は⇒『Look at me』

さあ、脱出成功を果たした、はこいり娘。果たして逃げ切れたのでしょうか?

興味を持たれた方は

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財布を無くしてわかったこと

今年に入って財布を落としてしまった。

僕は、ほとんど大金を持ち歩かないというか、まず大金自体持ってないので、無くした金額は大したことなかった。

しかし、銀行のカードとかが入っていたので、カードの再発行などは面倒くさい。

電車の券売機の周辺で、落としたことは分かっていたので、届いてなかったですかと、何度も電話をかけた。

そこの電鉄会社は、その日は届けられた駅に保管しておいて、翌日になるとある駅にまとめらるというシステムを取っていた。

無くしたその日にもちろん、電話をかけた。

駅員さんが確認してくれたが、見つからなかった。

そして翌日、集められる方の駅に電話した。女性が受話器を取った。

僕が昨日、財布をなくしてというと、財布の特徴や中に何が入っていたかなどを尋ねられた。

そして、確認してきますのでお待ちくださいと、女性はその場を後にした。

その1、2分の間に僕は、ドキドキし始めた。

もしかして、見つかったのではないか? 届いているのではないか?

という思いがどんどん溢れてきた。

しかし、残念ながら何も届いておらず、財布は手元に戻っていない。

恐らく誰かが拾い、中身を抜いて捨てたのだと思うのだが

ここで思ったのが想像力である。

先月のブログで、想像力のない、頭を使わない人間は、動物に近いのではないか?

というようなことを書いた。

そうなのである。考えるから人間なのだ。

しかし、この想像力、プラスにばかり働くとは言えない。

例えば、些細なことでも気になってしまう人がいる。

うちの母親なんかもそうだったのだが、出かける時にガスの元栓は締めただろうか、とか家を出てから考え出す。

マイナスの想像が、どんどん増していき、極端にいえば家が燃えている絵が頭に思い浮かんだりするのではないだろうか。

僕なんかは、割合その辺りはルーズで、たまに鍵をかけてないまま半日、家を空けてたりすることもある。

そういえば以前、ある後輩にかなり失礼なことをされたことがあった。

彼は精神的に不安定な人間で、自分の不安を誰かに投影することで、ひたすら苛々して、それを八つ当たりで、発散するということを繰り返していた。

彼に八つ当たりをされた僕は、当然ながらむっとした。

その一週間後、彼と顔を合わす機会があった。

八つ当たりをされてから、会っていなかったので、さてどう出るのかな、と思い、僕は何も言わずに彼の瞳をじいっと見つめ続けた。

すると、明らかに動揺し始めた。

やがて顔は汗でびっしょりに。

そのまま見つめ続けるのも可哀相な気がしたので、目を逸らすと、この前はすいませんでしたと、謝ってきた。

これなんかも、想像力が働いているからこその動揺したのだろう。

『なぜ、この人は自分の瞳をじいっと見るのだろう。もしかして、あのことで怒っているのか。いや待てよ。あれじゃなくて、こっちの件じゃないだろうか。いやそれとはまた別の……』

と、彼の不安は時間とともに膨れ上がってきたのだろう。

想像力がなくては、良い作品は作れない。だが両刃の剣でもあるので、その辺りを考慮しながら、うまく妄想していければと思う。

創造力とは想像力でもあるのだ。

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