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2011年4月

恋人に自分を『お兄』と呼ばせる人たち

自分の恋人や伴侶に、自らのことを『お兄』と呼ばせる人たちがいる。

有名どころでは、ココリコの遠藤氏が、離婚した嫁に『お兄』と呼ばせていた。

これって、もしかして近親相姦願望と関係があるのではないか。

そんなことを思うのだ。

エロビデオやエロマンガなどのポルノグラフィーを見ると、まあ近親相姦系の作品は多い。

もちろん、実際にそのような行動に出る人たちは、ほとんどいないとは思うのだが、なぜにジャンルができるほど、隆盛を極めているのかなと思う。

ここである仮説を。

もしかすると、我々の多くは、近親相姦願望を潜在的にどこかで持っているのかもしれない。だから自らを『お兄』と呼ばせる人たちというのは、日常に“ごっこ遊び”を取り入れることにより、非日常を日常へと転化させていっているのではないだろうか?

本当に近親相姦をしてしまうと、当然ながら社会的に抹殺されかねない。

だから彼らはそういう欲求を、お兄と呼ばせることで発散できているのではないか?

そんなことを思うのである。

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音楽の魔法

何度も当ブログで書いているが、週に一度、漫画合作の相方、三輪氏の家に訪れて色々と話し合いをする。

会議がひと段落ついたら、お菓子や紅茶などを片手にしばし雑談の時間。

この前のことである。

紅茶とお菓子を机の上に置いた後、三輪氏が席を立った。

その間に僕は、三輪氏のコップに紅茶を注ぎ、続いて自分のコップに紅茶を入れた。

と同時に、トイレからこんな音が聞こえてきた

『ジョボジョボジョボ』

そうなのだ。

三輪氏のお小水の音が、室内に響き渡った。

そして、僕はコップに紅茶を注ぎ続けている。

見事なまでに、BGMがマッチしたのだ。

まるで、紅茶にお小水が注がれたような錯覚に陥ってしまったのだ。

これが俗に言う“音楽の魔法”ってやつか、と僕はコップから立ち上る湯気を、顔面で受けながら、ボソリと呟いた。

タイミングって恐ろしい。

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第28回ハナシをノベル!!を見に行く

昨日は、『落語再生公会堂 ハナシをノベル!!』を見に、中ノ島にある大阪中央公会堂の地下にある大会議室まで足を運んできた。

今回は浅暮三文さんが前に書かれた『動物記』と、田中哲弥さんの新作『おいしいチャーハンの作り方』の二本を月亭八天さんが演じられていた。

『動物記』は前回から大きく改編されており、『おいしいチャーハンの作り方』は、今回がネタ下ろしのため、実質、新しいネタを二本下ろすのと変わりがない。

『おいしいチャーハンの作り方』は、八天さんが割烹着に身を包みながら演じるという、ハナノベならではのユニークな試み。

今回改めて感じたのだが、『動物記』や桂阿か枝さんがやられていた古典落語『金明竹』もそうなのだが、笑いというのは“繰り返し”というのが、本当に効果的である。

『天狗裁き』などもそうなのだが、そうなるとわかっていても、その繰り返しが心地よく、ついつい笑ってしまうのである。

天丼の普遍性を痛感した一日であった。

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気になるAVのタイトル

毎週、火曜日は三輪氏との合作漫画ブログ『はこいり娘』を更新している。

さて、つい先日のことだ。

僕は偶然にもレンタルDVD屋にいた。

そして、偶然にもAVコーナーの暖簾をくぐっていた。

ご存知の方もいらっしゃると思うのだが、僕はこれっぽっちもAVに興味がない人間である。

そんな僕が、AVコーナーに入ってしまった。

こんな偶然があるのだから、人生って恐ろしい。

そして、偶然にも棚を見ていると、あるタイトルが飛び込んできた。

その名も何と『箱入り娘』である。

こんな偶然あっていいのかよ!

と思いながら、僕はそのAVを偶然手に取って、レジまで偶然持っていった。

念のため断っておくが、このAVを借りたのは僕がスケベだからではない。

万が一『はこいり娘』と作風やネタがカブっていたら、どうしようという危機意識からである。

そして、家に帰るなり僕は『箱入り娘』を鑑賞した。

いや正確には事務的に内容をチェックした。

まるで『はこいり娘』とはカブっておらず、さすがにそこまで偶然は重ならないか、と胸をなでおろしたのであった。

気になった方は『箱入り娘』と『羽月希』で検索して下さい。

きっとムフフですよ。

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『はこいり娘』更新情報!

三輪氏との合作漫画ブログ『はこいり娘』を更新致しました!

誤って警察に電話しまった、はこいり娘ですが、何事もなく終わるのでしょうか?

興味を持たれた方は、今すぐこちらをクリック!⇒『はこいり娘』

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喧嘩寸前のおっさんたち

大国町に住んでいると、よく言い合いを目撃する。

大体、40代以上のおじさん同士が多い。

いつも、彼らのような人を見ていると、人間って暴力を避けるようにできているんだな、と思う。

どういう事かといえば、人前で怒鳴りあいをするくらいだから、どうみても紳士とは程遠い人たちである。はっきり言えば柄はかなり悪い。

なのに彼らはギリギリまで手を出しそうとはしない。

そのリスクを本能的に知っているからだ。

なので彼らが使う手段、それは“威嚇”である。

暴力を使わずして、相手を引き下がらせることができれば、こんなに良いことはない。

だからこそ、お互いの鼻と鼻が引っ付きそうな至近距離で、睨みあったり、怒鳴りあったりするのだ。

威嚇は、動物も使う方法である。

グルルルと低く鳴いたり、体を大きく見せたりして、相手を怯ますというアレである。

引くに引けない状況のおじさんたちは、案外こんな事を考えているのではなかろうか。

「うわ~どうしょうかな。ここまで来たら引き下がるのも格好悪いがな。ああ、そこの兄ちゃん、早くこの喧嘩止めてくれへんかなあ……」

なんてことを想像してみると、あの手の人たちも可愛く見えてくるから不思議だ。

人間という生き物はサイコパスと呼ばれる人、以外は案外、小心者なんである。

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秘技、自信のつけさせ方

ドラえもんのひみつ道具で、『自信ぐらつ機』というものがある。

電波塔の形をした送信機と、マチ針のような形状の受信機のセットで、この受信機を付けられた人は、途端に自信を失ってしまう。

見捨てないでとすがりつく、しずかちゃんへのび太が吐く台詞が凄い。

「ぼくにきらわれたら、きみなんかまず誰もお嫁にもらってくれないね」

ここぞとばかりに増長する様が、真にのび太らしい。

人間ある程度の自信がないと、健全な人間関係は築けないといわれている。

総合格闘家の中井祐樹氏との試合中に、サミング(目潰し)を仕掛けて、相手を失明させてしまった悪名高いジェラルド・ゴルドーというオランダ人がいる。

彼は母国で子ども相手に格闘技を教えたりもしているのだが、子どもは一旦、自信を手にすると飛躍的に伸びるので、ある方法を使い自信をつけさせると言っていた。

どんなやり方かといえば、入って間もない子どもにスパーリングをさせる。

相手となるのは、その子どもよりも少し体の大きい先輩だ。

ゴルドーは体の大きい方の子どもにあらかじめ頼んでおいて、こんなことを言わせるそうだ。

「もう少し弱めに蹴ってくれないかな?」

これを言われた方の子どもは自信をつけて、瞬く間に成長するらしい。

自尊心が満たされるというのは、きっと物凄く気持ちが良いことなのだろう。

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無意識についてしまう嘘

この前、こんな話を聞いた。

ある主婦の人(Aさん)がいる。いつも笑顔で愛想よく、誰からも好かれるタイプだ。

僕の知人がAさんを偶然見かけたというのだ。

Aさんはシャッターの下りた店の前に腰を下ろし、ベロベロに酔っ払っていた。

Aさんの足元には、500ミリリットルのスーパードライが5、6本並べられていたという。

その知人はAさんに見つかり、声を掛けられたのだが、怖くなってすぐに逃げたという。

Aさんに何があったのだろうと、少し心配になり、本人に確認してみた。

真相はこうだ。

ご主人と買い物にいったAさん。その日は天気も良く、桜でも見ながらビールでも飲みたいね、という話になった。

ビールを買ったものの、肝心の桜が見つからない。

歩きつかれたAさんたちは桜を諦め、シャッターの下りた店の前でビールを飲んでいた。

飲んでいたビールも1缶だけで、道端に何本も並べていなかった。

どうやら、これが事実らしい。

このように人の噂話というのは、自然と脚色されてしまう。

伝聞されていくうちに、いろんな尾ひれがついて、元々あった話とはかなり違ってきてしまう。

恐らくそれは、話している人たちが、無意識に物語性を持たせようとするからだ。

物語というのは、人の心を惹きつけてやまない。

そのためには、必ず誇張というものがなされる。

350ミリのビール1本よりも、500ミリのスーパードライ6本の方が、確かにインパクトがある。

そして、スーパードライという銘柄を、勝手に決めてしまうことで、ある種のリアリティが生まれる。

ご主人が隣にいるよりも、Aさんが一人ビールを飲んでいる方が謎が生まれる分、聞き手の興味を掻き立てる。

話している本人は、意図せずそういった取捨選択をしているのだ。

そういう意味では、事実が事実のまま伝わることの方が、奇跡的なのかもしれない。

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『インタビューwithキタイ花ん』更新情報!

若手インディーズライブ、キタイ花んに出演されている芸人さんへ、インタビューをやらせていただいております。

今回は『パニーニ』のお二人にお話を聞かせてもらいました。

こちら⇒インタビューwithキタイ花んで、記事を公開しておりますので、興味がおありの方はぜひご覧下さいませ。

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『部長に大外刈り』《創作物》

前から思っていた

いつやろうかと思っていた

ついにやる事にした

ようやく決意が固まった

明日、私は

田中部長に大外刈りをかける

平均よりもかなり小柄な女の私が

部長に対して大外刈りをするのはいかがなものか?

社内では、そんな陰口を叩く人間もいるだろう

大内刈りではダメなのか?

一本背負いではいけないのか?

そんな疑問を口にする人もいるだろう

だがそういう人たちは何もわかっていない

小柄な私が部長に大外刈りを決めるからこそ

そこに意味が生まれるのであり

他の選択肢など初めから存在しないのだ

念のため言っておくが

私は部長のことをうらんでいるわけではない

むしろ、有能な上司として尊敬さえしている

人間的魅力に溢れる素敵な方だ

でもそれとこれとは話が別だ

情に絆されてもし小外刈りなんか仕掛けようものなら

それはもう台無しなのだ

注意すべきは、大外狩りへのカウンター

そう、大外返しである

部長は柔道の有段者だ

一方、私は完全なる素人

通信教育で柔道をかじったにすぎない

無謀だと言う人もいるだろう

小柄な女に何ができると、笑う人もいるだろう

でも気にしない

笑わば笑え

誰が何と言おうと

私は明日、大外狩りをかける

部長に絶対、かけてみせる

私の覚悟は本物だ

だからこそ、今、辞表を書いている

首になったら仕方がない

上司に大外狩りをするというのは

そういうことなのだ

ああ、明日のお昼が楽しみだ

屋上での対決を思うと

今から胸が高鳴ってしかたがない

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『はこいり娘』更新情報!

三輪氏との合作漫画ブログ『はこいり娘』を更新致しました!

撮られてしまった恥ずかしい写メを消そうと、深夜に一人、携帯電話を操作する、はこいり娘ですが……。

興味を持たれた方は、今すぐこちらをクリック!⇒『はこいり娘』

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縦笛で人をどつく男

皆さんはタージンをご存知だろうか?

たかじん、ではなくタージンである。

そうなのだ。

片仮名なのだ。

桃山学院大学時代は『地獄家但馬春(ジゴクヤタージマハール)』の名を持っていたあのタージンである。

恐らく関西圏でしか知られていないタージンだが、リポーターとしては非常に有能で

『編集いらずのタージン』

と呼ばれるほどのテクニシャンなのだ。

現在でこそ、腰が低いタージンだが、その昔、“悪タージン”だった頃があった。

その頃、ある番組で安岡力也氏と一緒になったタージン。

この頃のタージンは、かなり天狗になっていたそうで

いきなり先輩の力也氏に

「なあ自分。俺が今度、東京行くところあったら、飲みにいかへんか?」

と語りかけた。

次の瞬間である。

床に落ちていた縦笛を握った力也氏は、タージンの脳天をそれで殴りつけたのだ。

何も言わず、無言で出ていく力也氏。

力也マネージャーがタージンに近づいて、こう言ったそうだ。

「ダメだよ。君、なめちゃダメだよ」

この事件を教訓に改心したタージンは謙虚になり、関西NO.1レポーターとまで呼ばれるほどにまで成長するのであった。

相手への敬意をなくした時、人間はたくさんのものを失うことを力技で教えてあげた力也氏。

その暴力は、愛を含んでいたのだ。

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公園デビュー

この前、近所の公園へ出かけた。

残念ながら桜はほとんど残っておらず、葉桜ばかりが目立った。

ベンチに腰掛け園内にいる人たちを見ていると、少し離れたところで老夫婦が草むらで探し物をしていた。

「まだ見つからへんのか?」と、おじいさん。

「ないわ。この辺と違うんやろか」と、おばあさん。

二人とも、しきりに何かを探しているが、なかなか見つかりそうにない。

これだけ真剣に探しているのだから、かなり大事なものに違いない。

その時である。

「あったー! ありましたよ」と、おばあさんが大声を上げた。

「良かったなあ。これでようやく帰れるぞ」と、おじいさん。

何が見つかったか知らないが、なぜか僕まで嬉しくなってきた。

しばしの間、草むらにしゃがみこんだ、おばあさん。

元に体勢に戻った際、右手にはビニール袋が。

そしてその中には、犬の糞。

そうなのである。

リードを外して散歩させていた愛犬が、勝手に糞をしてしまったので、律儀にそれを探していたのだ。

老夫婦の愛犬は、どこからか戻ってきて、おばあさんに近づくと「ワン!」と、ひと吠え。

僕は心の中で「ワンじゃねえよ」と、呟いた。

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『ガリバー旅行記』を観る

映画『ガリバー旅行記』を観に行った。

90分間、特に退屈することはなかったのだが、それは3Dだったせいかもしれない。

パロディ満載で、笑いはチラホラ怒っていたのだが、カタルシスがなかったからか、余韻がまるでなかった。

僕の後ろの方にいた男性は、かなり笑いのツボが映画に合っていたのか、軽いギャグにもゲラゲラ笑っていた。

恐らくかなり映画を満喫したはずだ。

エンドロールが流れて、席を立った僕は、後ろが気になったので、男性の方をちらりと見てみた。

すると、主演であるジャック・ブラックにそっくりな男性が、にんまりしながら立ち上がったところだった。

兄弟じゃないか?

と思うほどよく似ていた。

映画の内容よりも、そちらの方がむしろ記憶に残ってしまった。

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榎田大樹デビューの日

録画しておいた阪神VS中日(名古屋ドーム)の第二戦目を見ていたら、阪神のドラフト一位ルーキー、榎田大樹投手が初めて公式戦のマウンドに上がっていた。

記念すべきプロデビューである。

榎田投手は、オープン戦で巨人相手6者連続三振という、離れ業をやってのけたことからファンの間では期待値がグングンと上がってきていた。

しかし、何と言ってもプロデビューのマウンド。

緊張しないわけがない。

6回表として、0対1と、1点ビハインドで、初めてプロマウンドに上がった榎田投手。

キャッチャーのサインと違う球を投げてしまう、というところからも明らかに平常心ではない。

ここですぐに城島捕手がタイムを入れてマウンドへと足を運ぶ。

当然、榎田投手を落ち着かせるためである。

しかし、先頭打者の森野選手にヒットを打たれてしまう。続く、和田選手には四球を与え、ノーアウト1、2塁。

ここで、今度はサードの新井選手会長が、マウンドへ近づき声を掛ける。

投手というのは孤独である。

こうしてナインが声を掛けることで、落ち着くことがあるそうだ。

期待のルーキーを、阪神の選手が一丸となってフォローしようという気持ちが、痛いほど伝わってきた。

その甲斐あってか、グスマン、谷繁の両選手からは空振り三振を奪い、見事に0点で押さえた。

続く7回も0点に押さえた榎田投手。

苦労したものの、プロデビューという初陣を無失点で切り抜けた。

何事もしょっぱなというのは大事だ。

最初でつまづいてしまうと、それがトラウマになり、延々尾を引くことが多々ある。

もし、今日、榎田投手が滅多打ちにあっていたら、かなり尾を引いたはずだ。

やっぱり公式戦では通用しないのか、と自信を失っていた可能性が非常に高い。

そういう意味では、今日、無失点でプロ初マウンドを降りられたというのが、何よりも重要なのだ。次に繋がる登板と言えるだろう。

このまま1軍に残り、投げ続けていればプロ初勝利を手にする日も近いだろう。

今年は榎田投手から目が離せない。

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ドラえもん『ぼくよりダメなやつが来た』

最近、何度も読み返しているのがてんとう虫コミックス23巻に収録されている『ぼくよりダメなやつが来た』という話。

ある日、のび太のクラスに転校生がやってくる。彼の名は多目くん。

見るからに、のんびりしていて優しそうな感じ。

のび太と似たようなタイプなのだが、彼よりも大人しい性格。

この多目くん。のび太よりも、勉強や運動ができないのだ。優越感を感じたのび太は、多目くんと一緒に遊び、かけっこをしたりして悦に浸る。

一緒に廊下へ立たされたのび太と多目くん。

これからも0点を取って仲良くしていこう、というのび太に対して、多目くんは、できれば僕は自分を変えたいし、ダメなままでいたくないと、遠慮がちに話す。

自分に逆らうとは生意気なと、憤慨するのび太。

横柄な態度をとり始めたのび太に対して、ドラえもんは『配役いれかえビデオ』という道具を取り出して、見せる。

その映像の中での、のび太と多目くんが、スネ夫とのび太に入れ替わる。

ここであることに気づくのび太。

のび太がこれまで多目くんにしてきたことは、今まで自分がジャイアンなどのいじめっこにやられてきたことだったのだ。

自分の代わりに野球に参加して、ジャイアンたちに殴られそうになっている多目くんを見かねて、家を飛び出すのび太。

多目くんの身代わりになって、殴られる。

突然、転校することになった多目くんは、のび太に君ほど僕に親切にしてくれた人は始めてだったと涙ながらにお礼をいう。

これまでの自分の行動を省みて恥ずかしくなる、のび太。

「穴があったら入りたい」というのぶ太の言葉を受けて、『即席落とし穴』なる道具を使って、本当に穴へドラえもんがのび太を落としてしまう、とまあこんな話なのだ。

大人になってから読むと、本当に名作だなと思う。

男だったらその傾向がなおさら強いのだが、ある集団ができると必ず序列が形成される。そして時間とともに『イジメられ役』『イジラレ役』が出現し、そのパワーバランスが変わらない。

イジラレ役、イジメられ役が姿を消すと、今度はまた別のそういう存在が自然と作られる。

人間の醜い面だなと、思うもののDNAに刻み込まれた性質だとも感じる。

なぜF先生が『僕より多目なやつが来た』という傑作を生み出せたかといえば、それは恐らくF先生が、幼い頃に、のび太や多目くんのような存在だったのだ。

そして、その時の記憶をいつまで経っても、リアルに覚えておられたからだろう。

F先生は、亡くなるまで純粋な方だったに違いない。

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ティッシュ男の願い

四月は毎年、花粉症に苦しめられる。

必然的にティッシュの使用量も増えてします。

5箱買っていたのに、あっという間になくなってしまった。

ティッシュが欲しい、ティッシュが欲しいと念仏のように呟きながら、用事があったので外へ出た。

今年の1月に財布を紛失したのだが、そういえばあまり使わない銀行のキャッシュカードが失くしたままだったことに気づいた。

しれた金額だが、いくらか入っていたので、キャッシュカードを再発行してもらおうと、難波のとある銀行まで足を運んだ。

説明を聞き書類を書いて印鑑を押す。

再発行されたキャッシュカードは二週間後に自宅に届くという。

そうなんだ、と自宅に帰った。

帰宅してから「しまった」と思った。

帰り道にティッシュを買うつもりだったのに忘れたからだ。

もう一度、出かけるのも面倒だなと思っていた矢先、携帯電話が鳴った。

出てみると、一枚だけ書類の日にちを書き間違えていたので、もう一度出向き、訂正印を押して欲しいと言われた。

しょうがないから、再び銀行に赴いたのだが、帰り際に

「ご足労いただいて申し訳ございませんでした」

と、紙袋を渡された。

「ありがとうございます」

と礼を言い帰路に着いた。

銀行で中身を確かめることをしなかったので、家に帰ってから確認した。

ティッシュとウェットティッシュが入っていた。

僕は、二つの箱を両手に持ち

「ワーイ、ティッシュだ、ティッシュだ」

と小躍りした。

踊りすぎたせいで、タンスの角で小指をぶつけ「ウヘェ」と叫んだ。

でも、よく考えれば我が家にはタンスがなかった。

それはそれで幸せなのかなと思った。

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こんな母親は子育てが上手いに違いない

本日、近所のスーパーで買い物をしていた時のことである。

精算の済んだ僕が、購入した商品をレジ袋に詰めていると、隣にある親子がやってきた。

お母さんの方は30歳前後くらいで、男の子はまだ歩き出して間もない感じ。何かを言おうとしているが、まだ言葉になっていないところが、かわいらしい。

お母さんが僕の隣でレジ袋に商品を入れている間に、暇になった男の子は自動ドアの方に歩き始めた。

「あばひゃはははあ」

と、かなり上機嫌なのである。

勝手に店外に出たら危ないと判断したお母さんが、男の子に近づきながらこんな一言を口にした。

『こら、そこのオランウータン。止まりなさい』

それを見ていた周囲の人たちは、一斉に笑いに包まれた。タイミングの良い一言に僕も、吹きだしそうになった。

きっとこのお母さんは、これからも気の利いた一言を、度々口にしながら子育てをしていくのだろう。

こういうユーモアセンスのある人は、きっとバランス感覚が優れているに違いない。

きっとあの男の子も、良い子に育つだろうと思った、春の日の出来事。

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『はこいり娘』更新情報!

三輪氏との合作漫画ブログ『はこいり娘』を更新致しました!

マスク片手に廊下を歩くはこいり娘。

リビングから家族の笑い声が聞こえてきて……。

興味を持たれた方は、今すぐこちらをクリック!⇒『はこいり娘』

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小さな勇気と感謝の気持ち・望郷編

3月30日に当ブログに書いた『小さな勇気と感謝の気持ち』という記事。

あの続編というべき出来事がこの前あった。

(※三輪氏は僕の専門学校のひとつ先輩で、現在、漫画の合作パートナーです)

それは、火曜日。

僕がいつものように彼の家を訪れた時のことである。

甘党の僕らは、洋菓子をムシャムシャと食べながら雑談していた。

以下、その時の会話である

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三輪:実は僕が子どもの頃、犬を飼っていてね。

高田:ほう、どんな犬で?

三輪:雑種だったのかなあ。外で飼っていたけど、長生きしたよ。その犬が亡くなってから、別の犬を飼ったんだけど。

高田:二匹目はどうでしたか?

三輪:室内犬だったんだ。過保護なくらい大切に育てたけど、一匹目よりも早く死んじゃったなあ。

高田:やはり過保護は良くないんですかね?

三輪:そう思うよ。一匹目なんか、雨が降ろうが台風が来ようが、ずっと外に出しっぱなしだったし、それで強くなったんじゃないかな?

高田:雪が降っても出しっぱなし?

三輪:もちろんさ。それで鍛えられたんだよ。犬っていうのは、暖かい毛があるわけだから、耐えようと思ったら耐えれるもんだ。

高田:人間の場合はどうでしょう?

三輪:人間かあ。人間の体毛なんてたかが知れてるからね。

高田:でも、我々が住む大国町には、何年も前から住み続けているホームレスの人がいてますよね?

三輪:ああ、あのゴミ掃除をよくやっている人だろ? 彼を初めて見かけたのは、もう5年ほど前になるなあ。

高田:あの人もそれだけの年月、冬を耐え忍んできたわけです。外で暮らすことで免疫力が高まったんじゃないでしょうか?

三輪:なるほどねえ。僕はやっぱり思うんだよ。

高田:何がです?

三輪:犬も人間も、放し飼いが一番さ。

高田:は、放し飼いっすか?

三輪:だってそうだろ? 放し飼いにされることで免疫力が高まるって、君もさっき言ったじゃないですか? おう?

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賢明な方ならお気づきだろうが、僕は『放し飼い』という行為よりも、『放し飼い』という言葉を人間に対して、さらりと使ったことに違和感を覚えたのだ。

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高田:ちょっといいですか?

三輪:何だね。反論があれば何でも言いたまえ。受けてたつよ。

高田:あなたの後ろにあるパソコンを使って、放し飼いの意味を調べてもらってもいいですか? この際だ。ヤフー辞書でも構わねえ!

三輪:君、えらい剣幕だな。わかったよ。ちょっと待ちたまえ。

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ちなみに『放し飼い』の意味は

家畜を、つないだり囲ったりしないで、広い所に放って飼うこと。はなちがい。

子供などを放任しておくこと。 

とある。

意味を確認した三輪氏の顔色が明らかに変わった。

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三輪:なんてっこった。僕は知らぬ間にとんでもないことを。

高田:そんなに頭を抱えないで下さい。誰にだって間違いはありますよ。

三輪:いいや。これは許されるミスではない。無意識の差別心が自分の中にあったということだ。動物や子どもに対して使う言葉を、成人男性に対して使用してしまうなんて。

高田:大丈夫ですよ。安心して下さい。

三輪:あ、あ、安心だと?

高田:このことは誰にも言いません。

三輪:そうしてもらえると非常に助かる。信じていいんだな?

高田:当たり前じゃないですか! 何年の付き合いなんですが、僕を信用して下さい。絶対に人に話したりしませんから。

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『誰にも話していないけど、ブログには書いちゃった』という、一休さん的屁理屈で、今回は締めくくるのであった。

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気になるスネ夫のママの台詞

何度もドラえもんに関して書いているが、好きなので仕方が無い。

というわけで本日もドラえもんネタを。

てんとう虫コミックス第30巻に収録されている『ハツメイカーで大発明』という話がある。

どんなストーリーかといえば……

いじめられそうになった時に、素早く逃げる道具を出して欲しいと頼むのび太に、自分でどうにかしろと、突き放すように言うドラえもん。

その言い方にむっとしたのび太は、ドラえもんと喧嘩してしまう。

一時的に未来へと帰ってしまったドラえもん。

一人にされたのび太を心配して、ドラミちゃんが訪ねてくる。

『ハツメイカー』という道具を使い、のび太に自力で、素早く逃げられる帽子を作らせるドラミちゃん。

『ハツメイカー』は、自分の欲しい道具の作り方を教えてくれる便利な機械だ。

のび太がいなくなったことで、いじめられ始めたスネ夫が、ハツメイカーで『どんないじめっこでもやっつけらる道具』を作って欲しいと依頼してくる。

お金と引き換えにファイタースーツという、小型のモビルスーツみたいなのを作ってあげるのび太。

今度は、ファイタースーツを目の当たりにしたジャイアンが、のび太を脅して『どんな強いやつでいじめられる道具』を作らせる。

スネ夫と同じようなファイタースーツを手に入れるジャイアン。

空き地で激闘を繰り広げるファイタースーツのスネ夫とジャイアン。

慌てたのび太は、ハツメイカーを使って、ドラえもんと仲直りすることに成功する。

そこで、ドラえもんはジャイアンとスネ夫のママを呼んで、喧嘩を止めさせるという話。

かなり前置きが長くなったが、最後、喧嘩を止めにきたスネ夫のママの台詞が非常に興味深い。

ジャイアンのママは

『やめないと、ぶっとばすよ!!』

とわかりやすい発言。

一方、スネ夫のママは

『近所迷惑ざまず、やめなさい』

なのだ。

これを読んだ僕は、自分の息子たちがともすれば殺し合いに発展しそうな喧嘩しているのに、この発言はないよなと思った。

しかし、よく考えるとこれは共同体が存在する世界ならではの発言なのではないか? とも思える。

よく店内で子どもが騒ぎまわっても全く注意しない、恥知らずな母親を見かけることがあるが、彼女たちはどこにも属していないからこそ、誰にどれほどの迷惑をかけたとしても、平気なのである。

逆に、自分の息子のことよりも、“近所に対する迷惑”を気にかけてしまうスネ夫のママの方に僕は好感を覚えた。

落語が大好きなF先生の話には、こうした近所の繋がりや共同体がよく出てくるのである。

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わらしべ長者への道

本日、場外馬券場へ向かった。

そこで100円玉を拾った。

せっかくなので、その100円を使って馬券を一枚買い足した。

最初に買った馬券は外れてしまったのだが、買い足した方の馬券が600円になった。

中途半端な金額だと思っていたが、貧乏な僕にはないよりマシなお金だった。

帰り道に本屋へ寄った。

まっさきに公募ガイドが僕の目に飛び込んできた。

公募ガイドの値段は約600円。

ちょうど、払い戻しで手にした金額である。

僕は公募ガイドを買うことにした。

そして、先ほど次回送る賞を決めた。

もしもの話だが、これが入賞すれば、あの拾った百円が発端ということになる。

進展があれば、当ブログで報告したい。

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『インタビューwithキタイ花ん』更新情報!

若手インディーズライブ、キタイ花んに出演されている芸人さんへ、インタビューをやらせていただいております。

今回は『しげかずさん』にお話を聞かせてもらいました。

こちら⇒インタビューwithキタイ花んで、記事を公開しておりますので、興味がおありの方はぜひご覧下さいませ。

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明るい変態は地球を救う

まずはこちらのニュースをお読みいただきたい⇒伊藤えみビキニ、53万円で落札!

グラビアアイドルの伊藤えみさんの使用済みビキニが53万円で落札され、それを東日本大震災の被災者支援に当てるというものだ。オークション終了終盤に、かなりの競り合いになったらしい。

僕はこの記事を読んだ際に、思わずブラボーと叫んだ。

というのも、ここには色々な明るい面が見てとれるからだ。

まず、出品者側の伊藤えみさんサイドも、それほど金額まで出して競り合ってくれるファンの存在というのはありがたく、タレントとしての価値を再認識できたはず。

そして、そのお金が被災者側に寄付される。

これが素晴らしい。

“使用済みビキニ”を競り落とした男性は、包み隠さず言えば『重度の変態』である。

フェティシズムというのは、人間よりも物自体に執着がいく拝物愛のことなのであるが、恐らくこの男性は、水着そのものというよりも、伊藤えみさんが着用したからこそ欲しいという、ブルセラ精神の持ち主なのだ。

一般的にブルセラ野郎というのは、嫌悪される。後ろ指をさされる。気持ち悪がられる。

個人的な性的嗜好なのだから、放っておいてやれとも思うが、まあ致し方ない面もある。

しかし、今回、彼には『大義』があった。

落札金額が被災者支援に使われる。

これは幸せの架け橋なのだ。

もし、そういった理由がなければ、53万円も出すという熱意は、変態度の高さとしか解釈されないわけだが、今回は、それが逆に作用している。

彼が変態であれば変態であるほど、被災者は助かるのだ。

そして、53万円という大金を出した彼も、 胸を張れるのではないか?

『だって俺が出したお金は、被災者支援に回されるわけだしね』

と普段は自分を煙たがる親に対しても言えるはずである。

いや、言い過ぎた。

さすがに親へは言えない。

でも後ろ暗い変態精神を持つ彼が、今回のことで初めて自信を持てたのではないだろうか。

今までどこかビクビクしながら生きてきた一人の変態が、初めて人のためになることをして、自信を獲得した。

そんな気がするのだ。

暗い話が多い昨今だが、こういうみんながハッピーになれるニュースは、もっともっと報道していくべきである。

変態に幸あれ!

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『はこいり娘』更新情報!

三輪氏との合作漫画ブログ『はこいり娘』を更新致しました!

縁側で、ついうたた寝をしてしまった、はこいり娘。

頭上では、桜の花びらが舞い始め……。

興味を持たれた方は、今すぐこちらをクリック!⇒『はこいり娘』

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ミラクルひかる

少し前にネットサーフィンをしていて、あるブログを見つけた。

男性だと思われるブログ主は、これでもかというほど下ネタを書いていた。

ある種の一貫性やこだわりが見えたので、そんなに下品な印象は受けなかった。

読み進めるうちに、僕はブログ主に段々とシンクロし始めた。

全ての記事を読んだ僕は、ある事実に行き当たった。

この下ネタブログは、僕が七、八年ほど前に一ヶ月だけ書いて、そのまま放置していたものだったのだ。

すぐに自分の書いたものだと気づかなかったのは、それだけ月日が流れていたからなのだろう。

偶然というのは、あるのだなあと思った。

ミラクルだ。

もっと言えば、ミラクルひかるである。

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『もしも世界中の女が光浦だったら』《創作物》

世界中の女が光浦だったら

メガネ屋が繁盛するだろう

世界中の女が光浦だったら

美人という概念は崩れ去るだろう

世界中の女が光浦だったら

シャクレていることが罪ではなくなるだろう

世界中の女が光浦だったら

ゲイが激増するだろう

世界中の女が光浦だったら

夜の営みが激減するだろう

世界中の女が光浦だったら

それでもするやつは、こっそりするだろう

世界中の女が光浦だったら

結果として光浦似の女の子が増えるだろう

世界中の女が光浦だったら

醜い比較がなくなるだろう

世界中の女が光浦だったら

恋愛映画が無くなるだろう

世界中の女が光浦だったら

大久保佳代子が喜ぶだろう

世界中の女が光浦だったら

きっとそれは全体主義なのだろう

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『乳、当てないで』《創作物》

なんやねん話って

またそれかいな

あんな

前も言うたやろ?

お前とは付き合えへんねん

なんべん言われてもな

俺の気持ちは変わらへんねん

俺は好きな人がおるねん

その人に惚れてるねん

わかってくれよ

わかって下さいよ

なんやねん

なんでや?

なんで人が真面目な話をしてる時に

お前は乳を押し当てるんだね?

確かにお前は乳がでかい

それは俺も認める

そして俺はお前の乳の感触が嫌いではない

でもな

だからと言って人が話している時に

乳を俺の上腕に押し当てるのは

倫理的に問題があり

あたかもそれを俺が望んでいる

そのような決め付けをするお前を

俺は決して許すことはないだろうし

心の中では軽蔑してしまうのも、致し方なく

お互い学生の分際であるにもかかわらず

乳を押し当てるという非道な真似をされては

今まで話してきたことが

意味をなさなくなることは明白であり

乳の感触が好きだから

俺がお前と付き合いたいかと言えば

それはまた別の話であり

今、俺がこうして話していても

お前は未だに乳を当て続け

それによって俺の下半身には

当然ながら男性としての反応が見られ

それは一見恥ずかしくもあるが

実は健康な証拠であり

そしてお前の名前は昭子である

俺が言いたいことはそうこっちゃ

わかったな?

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『総理大臣官邸にて』《創作物》

またやん

またやがな

また胡錦濤のやつパンダ送ってきよったがな

もういらん言うてんのに

なんでこんなに送ってくるかな

ほんまに困るで

こんなに毎日、毎日パンダばっかり送られてきたら

日本中パンダだらけになってまうがな

いや、もうなっとるがな

最初こそ、集客効果が上がったって

動物園の人らも喜んでたけど

こんなにパンダだらけになったら値打ちないがな

最近では、逃げ出したパンダが勝手に繁殖して

野良パンダになってるのもおるらしいなあ

食べるもんないから

民家に侵入して

勝手に庭にある草か気を

手当たり次第に食べるらしいなあ

ほんまに何をしてくとんねん

お前らは笹だけ食べてたらいいんですよ

まあ言うたらあんな、ぬいぐるみみたいな外見しとるけど

正味の話、あいつらクマやからなあ

みんな垂れ目の模様に騙されとるねん

人間っちゅうのは単純やなあ

えっまたパンダが届いた?

送り返せ!

さっき送られてきたとこやがな

ほんで何匹やねん

今度は何匹送ってきてん?

ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ、ひゃっ、百一匹?

アホか!

何考えとんねん、胡錦濤

新手の嫌がらせやないか

もう誰やねん

こんなときにドア叩くやつは

今、立てこんどんねん

えらいことになっとんねん

察したれよ

俺の気持ちを察したれ

うるさいな!

ドンドンドンドン叩くな

今開けるわいな

うーわ、パンダやん

パンダが直立不動で立っとるやん

おい!

警備どないなってんねん

パンダが総理大臣官邸まで入ってきたらあかんやろ

あいつら、何をしとんねん

うーわ、いつの間にか廊下パンダだらけになってるやん

しかも、めっちゃ強いやん

警備員ボッコボコやん

フルボッコですやん

やばいなあ

右も左もパンダだらけやがな

こうなったら最後の手段や

おい! 秘書

絵の具持って来い!

「何に使うんですか?」ってお前アホか!

全身に白いペンキ塗って

目元を黒く塗るに決まってるやろが!

これで上手い事、パンダの振りするんや

「プライドないんですか?」とか言うなよ

お前、秘書の癖に

なんで俺を傷つけることを言うねん

おう、やっと絵の具が届いたがな

さあ、裸になったぞ

全身隈なく塗ってくれよ

おうおう手際がいいやないか

あっという間にできあがったな

お前なんかやってたんか?

へー、元美術部なんや

それで慣れとるんやな

さあ、全身を確認してと……

アホ! アホ! ドアホ!

秘書のおたんちん!

お前これ、色が逆やないか!

パンダの模様くらい覚えとけよ

もう怒った

おい秘書

俺はな、前からお前に不満があったんや

よっしゃ!

今日という今日は

パンダの見てる前で、白黒はっきりつけたろやないか!

さあ秘書よ

かかってこい!

うーわ

秘書やなくてパンダが、かかってきたやん……

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プードルVSトイプードル

近所を自転車で走っていると、よく犬の散歩に出くわす。

おなじみの光景になりつつあるのが、プードルとトイプードルを一緒に散歩させている飼い主さんだ。

トイプードルはよく見かけるものの、元祖の方のプードルを見ることがめっきり減った。

トイプードルを見慣れてると、普通のプードルを見た際に

「でかっ!」

と思ってしまう。

プードルの体高が45~60センチ。一方トイプードルは26~28センチと、かなりサイズに違いがある。約二倍だ。

僕は二匹を見比べて、彼らの頭の中を想像しては、いつもにやけている。

恐らくプードル側は、あの小柄なトイプードルが、いつかは自分と同じサイズになるのではないかと、ヒヤヒヤしている気がする。

トイの方は「いずれは俺もあれぐらい大きくなれるのだろう」と、プードル先輩を見上げながら根拠の無い思い込みをしていると思われる。

だが二匹とも間違っているのだ。

君らはそのサイズで完成なのだ。

プードルがチェ・ホンマンだとしたら、トイの方は普通の成人男性みたいなもの。

サイズの差こそあれ、二匹とも立派な大人である。

二匹とも、もう少し現実を見て欲しいものだ。

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