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世界最凶の魚

水泳の授業が嫌だからという理由で、中学生がブルーギルをプールに放ったというニュースをやっていた。

別にブルーギルをプールに放ったからと言って、人に食いつくこともあるまいし、いいではないかと思ったが、どうやらブルーギルの死骸をプールに入れたらしい。

僕は中学、高校と休みの日は釣りばかりしていたので、ブルーギルにはかなり馴染みがある。

あんなに頭の悪い魚はいない。

普通に釣りというのは魚との知恵比べなのだが、ブルーギルは知恵そのものを持ち合わせていないからバカスカ釣れる。

餌をつけていなくても釣れるのだ。

これは冗談ではなく、事実である。

池に向かってポチョンと糸を垂れた瞬間、食いついたのだ。

ただこのブルーギルというやつ、針をすぐ飲み込んでしまうため、釣り上げてからが大変だ。

おまけに背びれがギザギザになっていて、これが手に刺さると痛いし痒い。

な訳で、たいていブラックバスを目的で釣りに来ている釣り人たちは、ブルーギルが釣れると舌打ちするのである。

ブラックバスもブルーギルも外来魚であるが、まだ人を襲わないだけマシだなと思う。

人を襲うと、聞くとジョーズのような巨大ザメをイメージされる方もおられるだろう。

しかし、体長がそんなに大きくないのに恐ろしい魚がいるのだ。

その名は『カンディル』。

アマゾン川に生息する魚でナマズの一種だ。

体長は種類によって異なるが、大きくても30センチほど。

彼らの何が凶悪かというと、体内に潜り込んで内臓を食い散らかすのだ。

アンモニアの臭いに反応するそうで、尿道、肛門、性器などから侵入する。

しかも、なおさらたちの悪いことに、エラ蓋にトゲがついているせいで、引き抜こうとしても引き抜けないのだ。

一度、体内に入られると切開して取り出さねばならないので、非常に厄介だ。

もしブラックバスやブルーギルのようにカンディルが、日本のその辺の池や川で繁殖していたら、それを捕まえてプールに入れるような輩が確実に出てくるだろう。

だからそれに比べると、ブルーギルはまだまだ平和だなと思う。

ただし、ブルーギルの死骸が浮いたプールで泳ぐのはさすがに僕も嫌だけど。

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